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医の中の蛙 第56回 コロナ時代こそ睡眠が大切

2020年9月14日

 コロナウイルスの流行で社会の価値観が劇的に変化する中、世界中で新しい生活様式の模索が続いている。リモートワークの推奨など自宅で過ごす時間が多くなり、夜更かしや運動不足で体調不良を訴える人が増えているそうです。そんな時、心身の健康を維持し、最高のパフォーマンスを保ってくれる万能薬は、質の高い睡眠です。
 質の高い睡眠とは「爽やかに目覚め、疲労回復が実感できるもの」長さ×深さで決まると快眠テラピストの三橋美穂さんは述べています。睡眠の質の低下や睡眠不足は思考や創造性を担う脳の前頭前野の血流が悪くなることから、アイデアが浮び難くなる。睡眠には体は休んでいても脳は活動している「レム睡眠」と熟睡の「ノンレム睡眠」があります。目覚める直前のレム睡眠中の夢の中で大ヒットにつながるヒントを得た夢のヒラメキ体験も多く報告されていて、ポール・マッカートニー作曲のイエスタデイやミシンの発明などがあります。ノンレム睡眠では成長ホルモンが分泌され、疲労回復効果が高まるそうです。
 質の低下した睡眠は糖尿病や狭心症、心筋梗塞などの生活習慣病の罹患リスクを高め、かつ症状を悪化させることが分かっています。生活習慣病の患者さんには睡眠時無呼吸症候群や不眠症が多く見られます。慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲減退・記憶力減退などの精神機能の低下を起こすだけでなく、老化へと進みます。また体内ホルモンの分泌や自律神経機能的にも大きな影響をを及ぼすことが知られています。自律神経中枢は睡眠の質と深さをコントロールする司令塔で、その機能は、年齢とともに下降します。
 生活を見直し、睡眠、入浴、食事を計画的に行い1日のリズムを整える。自分の体格に合った枕やマットレスなど、良い睡眠をサポートするアイテムを試してみるのも一つの手です。年を重ねるほど質の高い睡眠で、脳細胞のサビを取り除きましょう。

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