よりい病院では4月から24名(うち新卒14名)の新入職員を仲間に迎えました。病院の周りの森の新緑に加え、希望に満ちた清風をもたらしてくれています。その一方で、自分に適した労働条件を求めて去っていった仲間もいます。仕事は楽…
「働き方関連法案」の成立に伴い、この4月から労働時間の罰則付き上限規制や年次有給休暇の取得義務化などが実施されます。最近、当院の人間ドックでは、脳ドックの検査の1つである頚動脈超音波検査を希望される中高齢者が増えてきま…
労働人口が減り、人材の確保が厳しい時代になりました。生き残る為には多様な幅広い人材(無資格・未経験者、高齢者、外国人など)を確保し、無理のないように、効率よく教育し、どう戦力化(教育の力)するかが病院の将来を左右すると…
2017年に公表された「介護分野の最近の動向」によると要介護認定者は622万人で、介護給付費の総額は10.8兆円にのぼるそうです。また同年度版の「高齢者白書」では、2025年には5人に1人が認知症と診断され、生活を支える介護職員の不足や家…
平成最後の12月の暮れに「ありがとう」というタイトルの感謝状を5歳の男の子からもらいました。2年ほど前から難治性便秘で通院していた男の子です。初診でみえた当時は、腹痛・排便痛を繰り返し、医療機関を転々としてその度、間に合わ…
住み慣れた地域で切れ目のない医療や介護を受けながら生活できる仕組み(地域包括ケアシステム)作りが急がれています。昨年暮れに「地域医療を考える」と題した集まりに参加しました。少子・高齢化と人口減少による過疎化の問題に直面し…
種や球根は、黒くカサカサして死んだように見えますが、適切な温度や水分を与えると発芽して、生き生きと育ち、美しい花を咲かせ、美味しい果実を付けます。そんな当たり前のように見えている事が、実は当たり前でないのかもしれませ…
いよいよ超高齢社会の到来です。おばあちゃんの原宿として有名な巣鴨地蔵通り商店街からお年寄りが減り、売り上げが少なくなったとの報道がありました。巣鴨といえば「とげ抜き地蔵」に参拝して赤い下着や大福などお土産を買い、お喋…
年が明けると誰もが年齢を1つ重ねる。私も今年は後期高齢者の称号?をいただきます。洗濯屋の倅で、男2人女4人の6人兄弟の長男、貧乏人の子沢山そのものでした。18歳の高校生時に、結核に感染し、療養生活を送るなどくじけそうに…
独居の高齢者に関するニュースが後を絶たちません。無縁社会といわれる今日、親族との関わりが薄く、地域のなかでも孤立して生活している高齢者は少なくありません。そんな中、10月に、医療・福祉従事者向けの成年後見制度に関する研…